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「父が娘に語る経済の話」読んだ

「父が娘に語る美しく、深く、壮大でとんでもなくわかりやすい経済の話」
まだ半分しか読んでないけどまとめてみます。

 

なんで世界には格差があるの

 

人類は農耕を発明し、「余剰」がうまれた。余剰が生まれたことにより、それを記録する文字や交換手段としての貨幣が生まれた。余剰で官僚、軍隊、警察を養い、国力を高めテクノロジーを発明した。オーストラリアは豊かな作物が豊富にできるため、農耕を発明する必要がなかったし、アフリカは作物ができる気候ではなかったため、農耕を発明し余剰を作り出した国力との格差ができ始め、侵略されていった。

 

 

僕たちいつから会社の利益のために疲弊してるのか

 

どうして現代ではお金が目的の市場社会で人々は利益の追求ばかりを考えているのか。

大きなきっかけは「航海手段の改善」。グローバル貿易で羊毛が価値を持つようになり、領主たちは農奴を追い出して羊を飼い始めた。
追い出された農奴達は領主から土地を借り賃料を払い、ほかの働き手たちに給料を払わなきゃいけない。そのお金は借金をして作り出した。借金を返すために何としてでも利益を出すことが生き延びるための方法となった。

 

僕たちはなんでいつまでもニートなの

優秀な人間が楽に職にありつけるわけでもなく、仕事を選ばなければニートでも雇用されるわけでもない。

労働市場は労働力の交換価値だけで動くものではなく、経済全体の先行きに対する楽観と悲観に左右される。

そして人間の性質は悲観主義の悪魔的な引力に引っ張られる。

中央銀行金利を引き下げて市場にお金を増しても、経営者たちは金利を引き下げるという事は景気これから悪くなるんだな、従業員なんて雇ってる場合じゃないと考えてしまう。国がどんないい対策をしても、対策をするという事は現状も先行きもよくないのかもしれないと、経営者という人間は悲観的に捉えてしまう。

 

こんな感じ。